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現在の日本では、とても美味しい純米酒が、とても安価で売られたりしています。
それはそれで、こちらとしてはありがたいことですが、少し味が分かるようになってきますと、商品の価値と値段が合っていないものも多いのではないかと感じている人が多いようです。

酒税法との絡みや、戦後の大量生産の時代で少しの良い物より、とにかく量が必要な時代があったことなども関係があるのでしょう。
良い純米酒は、冷や、常温、そして燗と温度の変化でも楽しめますし、同じ冷やでも、一口目、二口目と味わいの変化も楽しむことができます。
繊細な色絵の磁器や切子の盃もなかなかおつなものですが、今宵の純米酒を楽しむには、備前や信楽などの土の風合いがある酒器が似合うようです。
また、萩も良いですね。大胆な酒器、素朴な酒器、あるいは手触りの温もりといった陶器の味わいは、使い込むほどに深みを増してくるものです。
どうせなら、こだわりといっては何ですが、ぐい呑みだけではなく片口や徳利といった注器も揃えたいところです。
備前などの陶器にお酒を入れておきますと、お酒が美味しくなるといいます。
お気に入りの酒器でお気に入りの純米酒を飲む、より美味しくなりそうですね。
生もとづくり・純米酒は、自然との対話から生まれると言われています。
自然の乳酸菌の力をかりて力強い優良な酵母を育てる生もと造りの技法を用いて、米と水だけを原料として醸し出されたのが「生もとづくり・純米酒」ということのようです。
まさに、自然との対話から生まれたお酒と言われる所以です。生もとづくり・純米酒は、非常に高度な熟練の技の結集なんだそうです。
そもそも、生もと造りは非常に手間のかかる造り方です。日本酒本来の非常に高度な技法を用いた酒造りなのです。
生もとの味や香りは、それぞれの酒造蔵の酵母によって決定されますが、長時間かけて酵母や麹から清酒の旨味となる多くの物質が生成されますから、生もと独特の味が生まれると言われています。
法律で定められた日本酒の正式名称は、清酒です。清酒には2種類あり、米、麹、そしてだけで作られた酒(純米酒)と、そこに醸造用アルコールや人口添加物が入った酒です。

そのうち、前者の純米酒は全体の1割程とも言われています。
ほとんどが、宣伝できない小さな酒蔵で造られていますが、素晴らしい美酒もめったに有名になることはなく地元の酒でありませんと、身近で簡単に手に入るものでもなかったりします。
ミキサーなどで柔らかくしたり、常温で程よく溶けた純米酒の酒粕にイカや鮭を漬け込みます。
砂糖、みりんを混ぜて味を調節します。こんがり焼きますと香ばしい匂い、身に味がしみ込んで大変美味しく頂けるでしょう。
また、イワシの味噌煮や魚介類(かに、カキ、タラ、鮭)のお鍋にも良いでしょう。
キムチ鍋に入れますと和風テイストであったまります。とり野菜味噌鍋にも合うでしょう。
辛くなり過ぎた時、何かひと味足りない時にスプーン1杯の純米酒の酒粕が効果覿面です。
他にも、お風呂に入れて温まる酒粕風呂にと活用が広くなっています。
酒造りは、まさに育むという言葉がぴったりのように思えます。蔵人たちの酒造りへの情熱が純米酒の味となって伝わってくるようです。
発酵および醸造のメカニズムが科学的に分析できるようになっています。
酵母の種類や特徴などが把握され、それぞれ酵母ごとにどの温度が活性化に最適かといった調整ができるようになってきました。
これらが、品質の平均化、高水準化を導いているのです。
酒造好適米の品質改良、そして酒米の精米技術において格段の進歩がなされてきました。
ササニシキやコシヒカリといったタンパク質の多い米は、ご飯としてはとても美味しいものです。
しかし、純米酒といった日本酒造りには、タンパク質の少ない品種が最適です。
五百万石、山田錦などに代表される低タンパク米の栽培技術が発展したことに加えて、米のタンパク質部分を削り落とす機械などの改良が目覚しく、品質の良い酒造りの環境が整ってきたのだそうです。
純米酒はどんな飲み方が適しているのでしょうか。
しかし、いろいろな飲み方を試してみるのも楽しみの一つです。

例えば、吟醸酒をぬる燗にしますと、よりいっそう香りが引き立つことがあります。
また、吟醸酒は冷やしてといったように、あまり固定観念を持たないほうが良いとされています。
純米酒とはどういうものでしょうか。言葉はよく耳にするものの、日本酒は全部が純米酒ではないのかと思っている方も多いかと思います。
基本的に日本酒には、醸造アルコール(サトウキビ、米などの穀類を発酵させた後に蒸留したエチルアルコール) を添加したものと、そうでないものに分類されます。
添加しないものを純米酒と言います。別の言い方をしますと、ほとんどの日本酒は醸造アルコール添加酒ということになります。
酒に深い味わいとまろやかさを与えるために3年以上木造の貯蔵倉で寝かせているそうです。
「北翔 純米酒」は、強過ぎず、弱過ぎず、適度で穏やかな米本来の旨味と、純米酒特有のやさしい飲み口が特徴的なまろやかな風味となっています。
料理の邪魔をしない落ちついた香りと、適度な酸が心地よい余韻を引くのですが、料理を上手に引き立てます。飲む側としては、うれしい値段で文句のつけようのない香味を楽しむことができます。
また、「越乃雪月花 純米酒」は、グラスを近づけますと原料米のふっくらとした穏やかな香りが心地よく、口に含みましたら奥行きのある柔らかな味わいが口いっぱいに広がってきます。
食中酒として料理の名脇役となって食を引き立てることはもちろん、単体でも十分に旨味を堪能できるお酒となっています。
日本酒はどのような温度でも美味しく飲める、世界的にも珍しいお酒です。
日本酒には 冷やして飲む、燗して飲む、常温で飲む、といったいろいろな飲み方があります。
同じ酒でも飲み方で味わいは、全然違ってきます。タイプによって、それぞれにふさわしい適温というものがあります。
味と香りの特性から、日本酒は大別して4つのタイプがあります。一つは、香りの高いタイプです。

吟醸酒が代表的ですが、生酒、本醸造酒にもあてはまります。
色は淡く、果実や花のような香が高く、軽く、そして爽やかな味が特徴となっています。香気成分を多く含んでいます。
成分では、アミノ酸が少ないのが特徴となっています。熟成タイプでは、古酒があります。
一部純米酒にもあてはまるものもあります。
色は濃くてシェリーのような香気を有し、重厚でほど良い苦みと後味の良さが特徴となっています。
老ね香(ひねか)成分、有機酸、アミノ酸を多く含んでいます。これまで市場で売られていた精米歩合71%以上の米だけの酒や米100%の酒なども、純米酒と名乗れるようになったのですが、くず米や三等米より下の低等級の原料米を使用した酒や、麹の使用率が規定値より低い液化仕込みの酒などは純米酒とは名乗れず、商標ラベルなどに「純米酒に該当しない酒」という表示が義務付けられています。
酒税法の改正によって、精米歩合だけで純米酒と名乗れた粗悪な原料を使用した酒が純米酒と名乗れなくなって、一方でこれまで純米酒と名乗れなかった、山田錦など優良な原料米を使用していた精米歩合71%以上の酒は、例えば精米歩合が85%であっても、純米酒と名乗れるようになったことは評価すべきだとされています。
純米酒の飲み方についてですが、純米酒は一般的にコクがありますから、脂の多い料理(肉料理など)などとも相性が良いのが特徴となっています。
冷やして飲むのも良いと思いますが、通常は常温であったり、低めの温度でお燗をして飲みますとその旨味が引き立つでしょう。
純米酒は、たいてい酸度がある程度あるものですが、お燗をしても変な苦味が出にくいという特徴があります。
酸度が強いですと辛口に感じ、その数値が低いですと甘口に感じることもあるようです。
サラリとした香り高い吟醸酒などは、食前酒にも向いていますが、本来、日本酒は食中のお酒、まさに料理と一緒に楽しむお酒と言われています。
吟醸造りとは、高精白米を使用している他、極端な低温発酵と高い歩合など、高度の粕技術が要求されるということです。

酒質は吟醸香という果物を髣髴させる独特の芳香を有し、味は淡麗で丸みとまろやかさが決め手となっています。
まさに清酒の芸術品と言われほどのもののようです。純米酒米と米麹と水だけで造られている清酒です。
醸造用アルコールを加えたり、あるいは醸造用糖類を加えたりして味の調整をしていませんから、原料米の品質や精米歩合、造り方、気象条件などによって味に個性的な特徴が出てきます。
また、大量生産ができませんから、生産量も限られているのです。
コクのあるタイプでは、純米酒が代表的です。本醸造酒にもあてはまるものがあります。
色はやや濃いですが、落ちついた香りとやや重厚でほどよい苦味があります。
乳酸などの有機物を多く含んでいて、老ね香(ひねか)成分のやや高いものがあります。
軽快で滑らかなタイプでは、生酒が代表格となっています。本醸造酒、純米酒にも一部あてはまるものがもあります。
色は淡く、香りは抑えられていますが、新鮮で軽やかな含み香と、みずみずしい味が特徴となっています。
香気成分は、中程度となっています。リンゴ酸などの有機物をたくさん含んでいて、アミノ酸は少ないです。
美味しい肴と味わう日本酒は、一人のときであれ、大勢でいるときであれより楽しい時間を作ってくれるものです。
純米酒のコクや味わいの深みを堪能するには、しっかりとした味付けの料理が合うとされています。
コクのあるもの、やや味の濃いもの、揚げ物、煮物、あるいは漬物といろいろ楽しみたいものです。
純米酒は、米から造ったお酒ですから、ご飯に合う料理が、相性が悪いわけがありません。
軽やかなタイプの純米酒でしたら、淡いイメージを考え、例えば白身魚や湯豆腐、酢の物などがよいでしょう。
コクのあるタイプでしたら、暖かい色のイメージ、蒲焼や煮物、照焼き、そして塩辛といった、いわゆる酒の肴にはもちろん文句なしですね。
純米酒Lifeは、うまい酒について解説しています。
純米酒はどんな飲み方が適しているのでしょうか。
しかし、いろいろな飲み方を試してみるのも楽しみの一つです。